12.15.2012

ご飯を捕まえろ

ここのところすごい変な遊びというかご飯の食べ方をはじめたジャスミン。

わたしとレミーが夕飯を食べている時限定。


クロケット(固いキャットフード)を皿から出し、廊下やらキッチンまで手で持ってく。

 ジャスミン右横の茶色い点がクロケット


攻撃開始!


ちょっと遊んではそれを食べ、

また新しいクロケットを皿から持ち出し、攻撃し、食べる。


捕まえた気になってるらしい。

ということで家中至る所にクロケットの残骸が…

12.13.2012

ニースの冬

ニースに来てはじめての冬。
街中はどこもかしこもクリスマスムードでなんだかドキドキ。

一番人通りの多いマセナ広場には
12月に入ってから、観覧車やスケートリンク、クリスマスマーケットが出ました。





この馬に乗った警官を見るたびに、馬に乗る意味はあるのかと疑問に思う。。
「多分、かっこつけてムード出してるだけだよね」ということで納得のレミーとわたし。



日本のみかちゃんから届いたTord Boontjeのクリスマスガーランド飾ってみた。Merci!
なんとなく暇な時に作っていた☆と○のオーナメントも一緒に。

そしてせっかくなのでチビクリスマスツリーも買ってみた。
小さすぎたけど左の白いやつ。






12.06.2012

メイちゃんに

10月、ニースにいる日本人の友達に赤ちゃんが産まれた。
2ヶ月経ってやっと会いに行くことができたので、ベビーシューズをプレゼント。





よく行く手芸屋さんで見かけて前から気になっていたLibertyプリントの紐を使ってみた。


やっぱりベビーシューズって可愛いなー



12.01.2012

ジャスミンの1年

ジャスミンが我が家にやってきて1年が経ちました。
と、昔の写真やら整理しつつ、ジャスミンの成長を確認。

里親募集で出てた写真。これに一目惚れ。。
後ろに他の里子猫の足(ジャスミンのはとこぐらいにあたるかな。。)

ジャスミン生誕の家
この猫たちはみんなジャスミンの親戚にあたります。
他にも数えられないほどの猫が暮らす猫屋敷で生まれました。

我が家にやってきて

ワクチンをして

どんどん大きくなって(と言っても小さい)
顔や身体の色が濃くなってきた。

家にも慣れ

膝の上(というかこれ股の間)が好きになり

レミの教育(レミは猫にすごい慣れている)と、わたしが毎日家にいて付きっきりだったのもあり、
かなり人と近いところにいる猫になりました。

引っ越し中に初発情し、虚勢もしました。

本当はジャスミンには赤ちゃんを産んでもらいたかったのですが、
かなりのミニサイズ猫で、出産には危険を伴うと診断されたため涙を呑んで手術しました。


里親になった地点では全然知らなかったのですが
ある地点で成長(体重増加)が止まり、
ジャスミン2キロほどです。

一般的にこの種の猫(sucré de birmanie/バーマン/でもジャスミンは血統証なし)は4~6キロが標準体重。
ちょっと小さくて踏みそうになったり夜寝返りで潰しそうになったりしますが、
元気に過ごしてます!

それにしても、かわいすぎると思う!!





11.28.2012

落語にハマる

何週間か前の週末に、
ニースの日本人協会がオーガナイズする落語の公演に行ってきました。



今年で2回目の公演になるそうで、
フランス語同時通訳をはさみつつ、

落語家 三遊亭竜楽師匠による
落語の説明(座布団の扱い方、扇子と手ぬぐいの噺中での使われ方)からはじまり

フランス語を使いながらの落語「味噌豆」

俗曲師 檜山うめ吉さんによる
三味線の演奏、都々逸(七・七・七・五の音数律に沿ってうたわれる俗曲)、踊り
着物と小物の簡単な説明

そしてまた
落語家 三遊亭竜楽師匠
日本語からフランス語も交えつつの落語「ちりとてちん」

という流れでした。(記憶によれば。。)




わたしもこれがはじめての目の前での落語鑑賞だったのですごい興味深かった。
フランス人の皆さんも大分声だして笑ってました。


その後、ネットで色々見てみたりして(昔落語ブームを生んだドラマとか!)

年末の帰国に合わせて寄席に行く予定。
→浅草演芸ホール http://www.asakusaengei.com/


落語っていうのは噺家さんにより、枕(本筋前の小話)の内容や話の落ちまでのもって行き方が全然違うのが面白いんでしょうねー

日本を離れた所で色々と日本の伝統文化や芸能に触れられるのはやっぱり新鮮だし、見方も変わるなー と。



11.25.2012

アメリカかフランスか

ニースもだいぶ寒くなってきて、いよいよ冬が近づいてきました。

冬になるとどうも編み物がしたくなるのですが、
フランスにいるとしたくなる。東京では持てなかった時間で、フランスではそれだけ時間をゆっくり過ごすことができるからなのかも。




毎年カギ編みだけでレパートリー少なくそれでも四苦八苦しながら作ってましたが、
今年は棒編みをちゃんと習得しようかと思ったところ

編み図説明の図解が意味不明。。
なんでかと思ってたら
わたしアメリカ式だった。

元の糸を持つ手によって編み方のスタイル(できる編み目は同じ)が2種類あって、
左手=フランス式、 右手=アメリカ式
となるようです。
日本の本などはほぼフランス式がメジャー。

前から少しは棒編みもできたものの、アメリカ式だったとは謎な…

ということで編み物をしない人には何やらの話なのですが、
アメリカ式っていうぐらいだから、アメリカ人の方々はやっぱりアメリカ式で編み物してるんだろうか、、気になる。

ちなみにフランス人はフランス式なのかもよくわかんないんだけど。笑


編み物はジャスミンとの戦いでもある。

11.24.2012

今日のMarché ☆


▶▶ http://kyo-marche.tumblr.com/


とりあえず今日までよく続けられたということで。。

毎週1〜2回の頻度で買い出しに行くマルシェで買った野菜たちの記録。




11.17.2012

塩といえば

レミーと暮らしはじめてから、ずっと頼り切りの調味料。
このハーブ塩しかもうふれない。

と、最近ちょっと違うタイプのハーブ塩を試してみてましたが、
やっぱりこれがいちばん。

フランスに遊びに来てくれる友達にはすでに何人にもおすすめし、お土産はこれで!

Herbamare 
A.Vogelというメーカーのもの。
スイス生まれのAlfred Vogelによって作られたA.Vogel。
Naturopathie(自然療法)にこだわり、その可能性を追求し続けていたVogel。
このハーブ塩の他にもハーブエキスやクリーム、サプリのようなものまで様々なシリーズがあるようです。
普通にスーパーの塩コーナーで売ってることが多いです。それかビオ食品店。


11.09.2012

5つの街をめぐって その2

Corniglia(コルニリア)着。

Manarola(マナローラ)からまでハイキングコースを3時間。
3時間前にいた街Maranolaが小さく見える。




レミもわたしも足がもう限界だったので、街を軽く散策し
電車で4番目の街、Vernazza(ヴェルナッツァ)まで。
そこでまた一泊。


港に密集する建物がどの街もカラフルで絵になる。

そして着いたのが夜で、街の雰囲気がわからなかったのですが、
朝なんやら街中至る所で工事中。


夜に入ったレストランで、確かに、
去年洪水があって大変だったという話は聞いてはいたものの、
案内パネルで見た写真が想像できないほど悲惨な街の風景で、
その洪水から1年経った今でもまだ復興活動の最中のようです。

確かに、港には沢山のゴミが打ち上げられていたり、ところどころお店が工事中。
洪水が起きたのは、2011年の10月25日。
例年より温暖な秋のさなか、突然大雨に見舞われ、
洪水となって、街を飲み込んでしまったそうです。
建物の二階ぐらいまで浸水したようで、かなりのダメージを被ったよう。


まだ洪水の爪痕が大きく残るVernazzaを後にし、

5つめの街、Monterosso(モンテロッソ)着。


Monterossoはチンクエッテレの中でも唯一の浜辺が続く海沿いにありました。


そしてこの街もやはり、洪水の影響を受けた街で、どこもかしこも工事中でした。

          



ひょろっと休暇で来てみたチンクエッテレ。
洪水の被害は知らず、ちょっと後半、街の雰囲気はまさに工事中でしたが、
みんな朝から活発に復興工事に精を出していて騒がしい雰囲気でした。
前半は雨の影響もあり、結構荒れ荒れな感じでしたが、
気温はニースより高く、湿っぽくて
夏のバカンスシーズンとはまったく異なったオフシーズンならではの閑散とした感じが味わえました。


11.08.2012

5つの街をめぐって

何ヶ月かぶりにレミと一緒に連休を調整し、隣の国(またイタリア)まで行ってきました。
まずは、電車で3時間ほどで
Genova(ジェノバ)まで


お昼はもちろん大好物、ペスト!
日本ではジェノベーゼと呼びますが、フランスでもイタリア本国でも"Pesto"です。
これを食べるためだけに途中下車したといってもいい。





更に電車を乗り継ぎ、着いたのは、Riomaggiore(リオマッジョーレ)

着いた時にはもう日も暮れ、雨が降ったりやんだり。。


やってきたのは、
Cinque terre(チンクエ•テッレ)=5つの土地

Monterosso al Mare
Vernazza
Corniglia
Manarola
Riomaggiore

地中海(リグリア海)沿いに連なるの5つの村から成るチンクエッテーレ。
点在する街並、景観が特徴的で、1997年よりユネスコ世界遺産にも登録されている地域です。


初日の夜に宿泊したのは、Riomaggiore。

昨日の雨のおかげで朝日は見えず、すごい高波に。
でも鬱蒼とした色合いになっちゃった街並結構良かった。
観光ガイドブックとかで必ず見るこの景色、わたしたちの滞在したホテルはすぐそこ。


Riomaggioreから隣の街Manalonaをつなぐ、Via dell'Amore(愛の小道)

なんですが、
ここ、これ大事!一番の観光スポット! 

高波の影響で閉! (T_T) オフシーズンのせいでもあると思われます。





しょうがないので電車で Manarola(マナローラ)まで


ここまた、ManarolaからCornigliaをつなぐ海岸遊歩道があったのですが、
去年の大雨の崖崩れの影響で、閉鎖中とのこと。



だんだん天気よくなってきた!ので、、
海の幸たくさんのイタリアンで腹ごしらえをした後、
山のハイキングコースを荷物背負ったまま3時間かけて隣街まで歩きました。






ぶどう畑を抜け、オリーブ畑を抜け、
教会を訪れ、
ひたすら道を進む。





次なる目的地が見えてきた!


…つづきはまた明日か明後日!



10.31.2012

モノクロニズム

寒い!寒いよ!!

天気が悪かった週末は重い腰をあげて美術館へ。


MAMAC Museé d'Art Moderne et d'Art Contemporain
ニース近代・現代美術館

やっていたのはEves Klein、James Lee Byars、Anish Kapoorの三人のアーティストの展示。
街中にポスターなど貼ってあり、かなり目を引かれ、やっとどっこい向かいました。

展示のテーマはモノクローム


Eves Klein
フランスを代表するモノクロームと言えば、やっぱりイヴ・クライン。
ニース出身のアーティストで、この美術館所蔵の作品も多し。
今回は彼の没後50周年記念で組まれた企画展なんだそうです。
IKB(International Klein Bleu)の染料を開発し、その後その青に魅せられたモノクロ作品が彼のスタイル。
IKBを使った単色作品が多いです。

何年も前にこの青をはじめて見た時にはわたしもずいぶん目を奪われたなー。
あおい海と空があるニースならではの色彩感覚なんだろうかー。




James Lee Byars
コンセプチュアル・アートの中心人物にいたアメリカ人アーティスト、バイアース。
10年近くの間日本に滞在し制作活動をしてたようで、日本人ファンも多し。
生前に構想されたというパフォーマンス、インスタレーションを今も見ることができるとか。



作品後ろからの影が劇的に印象的だった。
素材は全部大理石で、表面はとても滑らか。



Anish Kapoor
インド出身の現代彫刻家カプーア 
シンプルな形と色の中に、かなり鑑賞者の感性が委ねられる感じの作品。
写真は撮らなかったけど、モーターで動き鑞が施される巨大半円形は、確かに、シンプルなのに
色も、鑞の軌跡もなんか艶かしい感じでー。
実際会場を作品と一体化させてる迫力がありました。
今後の作品にも注目が集まる作家の1人。




企画展自体のサイズ感はとても小さいんですが、
すぱっと潔く3部屋に1アーティストずつの展示。
30分もあれば十分すぎるという内容の展示。

12月16日までだそうですー 無料で入れるしもう一度行っちゃいそう。多分行かないけど。
でもそのぐらい結構良かった。